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快晴のなか筑波山に51名が登山 2023年5月28日(日) |
■令和年5月28日(日)、ひたちなか市合気道少年団の筑波山ハイキングが行われた。 本ハイキングは、少年団の団体行動や基礎訓練の一環として、毎年5~6月に実施しているもので、35年の伝統ある行事である。 幸いにこの日は天候に恵まれ登山日和となった。
■今年は、松戸地区・那珂湊地区・東海地区の少年部会員・保護者など合計51名の参加であった。 出発して間もなく、バス内にて参加者の自己紹介が始まった。筑波山の登山が初めてという参加者は半数を占め、期待半分、不安半分が入り混じった雰囲気であった。 車内では、ビンゴゲーム大会なども行われ、大いに盛り上がった。
■筑波山つつじヶ丘駐車場に8:20到着すると準備体操を行い、8:45に登山を開始した。 つつじが丘駐車場からの登山コースは「おたつ石コース」経由で女体山頂を目指す初心者向けの2時間コースである。 歩き始めてすぐに急勾配で300の階段坂が迫って来て我慢のしどころであったが、皆で声を掛け合い元気よく登って行った。 途中のつつじが丘高原で休憩をとると、眼下に「湖面を輝かせている霞ケ浦」が目に入り、山野草や景色を楽しむ事が出来た。
■2つ目の休憩ポイントを過ぎた辺りから「ヒノキ・アカガシ・ブナなどの自然林」の木々が頭上を覆い「マイナスイオンの森林浴」を味わって進むと、今度はぬかるみやごつごつとした石が転がっている険しい山道が連なり、足元が不安な状態が続いた。 この日は、朝から気温がぐんぐん上がり5月とは思えないような暑さとなり、大人は疲れが目立って来たようであり、こまめに休憩をとり通常の倍の時間をかけて登って行った。 途中からは数々の「奇岩怪石」が現れ、特に保護者たちの体力と気力を奪っていたが、反面、少年団の子どもたちは意気軒昂で、汗を拭い息を切らしながらも互いに励まし合いながら山頂を目指して進んだ。
■女体山山頂の岩山に11;15に着くと、そこは「パノラマビューで心地良い風」が疲れた体と気持ちを癒してくれた。 班ごとに記念撮影をし「女体山神社」に参拝したあと、ゴールとしていた 「御幸ヶ原」に12:00到着した。 然しそこは登山客でごった返している状態であった。 近年の筑波山人気と、多くの休憩で時間を大幅に費やした事による到着の遅れの結果でもある。混雑の中でも、子供たちは班ごとに集ってシートで車座になり微笑みながらお弁当を食べていた。団員同士で持参したお菓子を交換し合うなど、新緑に囲まれながら疲れを癒しつつ楽しいひと時を過ごした。 その後、ケーブルカーにて下山、筑波神社を参拝した後は、筑波宇宙センター(JAXA)に向かった。筑波宇宙センターでは宇宙開発での取り組み、人工衛星の仕組み等の展示施設を見学した。ミュージアムショップには様々な種類の宇宙食がお土産として扱われており、子どもたちの眼を引き付けたのは「宇宙食」であった。 カレー・焼鳥・たこ焼き・ようかん・ケーキなど、実に多くの種類が有り多くの子どもが宇宙食を購入していた。
■今回のハイキングは久しぶりの屋外での集団行動であり、班長・副班長は慣れない中でそれぞれの役割を果たせるよう頑張っていた。 また、登山途中の休憩ポイントでは、先に休憩に入った班が、後続の班の休憩が十分かを気に掛けており、他人を思いやる場面が見られたのは指導する立場からみてとても嬉しかった。全体的には集合・点呼の素早さや整列についてはまだまだ改善点があるが、普段の稽古では経験できないようなことを学べた良い機会となった。 17:30に出発地である「ひたちなか市役所」に無事到着し、皆元気な顔で家路についた。 (R・O)記
以下参加した子どもたちの感想文です
<小6男> 初めて食べた宇宙食 ■ぼくが筑波ハイキングで一番心に残ったのはJAXAで買った「宇宙食」です。宇宙食はたこ焼きとチョコレートケーキを買いました。たこ焼きには本物の大きなタコが入っていました。 宇宙食のチョコレートケーキってどんなのかと思い食べてみるとチョコレーラスクのような味がしました。宇宙食は水分がなくなりカリカリしていました。ほかにJAXAで家族のお土産にチョコレートパイを買いました。 ガチャポンを3回しました、出たのは実験用ロケット「コウノトリ」という宇宙ステーション補給機や地球のマグネットが出ました。 筑波山ハイキングは2年目だけどかなりつらかったです。その日は暑くかなり時間を使ってしまいました。だけど頂上に着きお弁当を食べているときはぜっこうちょうでした。 頂上で飲んだラムネもすごくおいしくてサッパリしました。 ケーブルカーに乗って降りてきました。おもしろかったです。筑波山神社に行ってさんぱいをしました。バスでやったレクレーションやビンゴゲームもおもしろかったです。 反省するのは、筑波山に登るとき、歩くのが速すぎたのでこれから気を付けたいです。 また頑張って筑波山を上りたいです。楽しかったです。
<小6男> 登れたつくば山 ■ぼくは5/28つくば山に登りました。そこで楽しかったことが四個あります。 一つ目は、バスに乗っている時のビンゴです。ぼくは、びんごのけい品で水てっぽうをもらいました。 あたってうれしかったけど1番速くビンゴになりたかったです。 二つ目は、山に登っている時です。最初の方は、少しきつかったけど、後からはゆるやかな所やけわしい所がたくさんありましたが、がんばって登って山頂につきました。 とちゅうで転びそうな所もありましたががんばりました。班長だったのでみんなをまとめたりしてリーダーシップを発揮できてうれしかったです。ただ、山頂で二人迷子になったのはとても残念でした。 せいれつの時や号令の時がみんなつかれて、すごいやる気がなかったのはとてもざんねんで、先生に、もう一回といわれたのですごくめんどくさったです。ぼくは六年生なので、来年の六年生はちゃんとやってくれかが心配です。 三つめは、山頂に着いて、そこから少し歩いてお弁当を食べた事です。ぼくは、おにぎりを時間がなくて食べられなかったけど、おかずは全部食べました。すごくおいしかったです。デザートもおいしかったので、体力もスタミナもついて、つかれがなくなったので元気になりました。 四つ目は、うちゅうセンタに行ったことです。 ごはんを食べた後にケーブルカーでおりてきて、そのままバスまで歩きました。 バスに乗りこむとつかれてねそうになりましたが、おかしを食べてねむけをなくしました。うちゅうセンターに行くと、いろんなことを学べました。ロケットのこと、うちゅう服のなど、ぼくがわからないことをしりました。おみやげコーナーでぼくは、人形を買いました。いまでも大切にしています。
<小4男> 山上りの思い出 ■5/28つくばさんをのぼりました。しゅっぱつのあと、じこしょうかいと、ビンゴをしました。 じこしょうかいは好きなたべものと、好きなあいきどうのわざをしょうかいしました。ビンゴでは、7リーチがでてとてもくやしっかったです。ですが、やっとビンゴがでてすっきりしました。 つくばさんについたら、まず、じゅんび体そうをしました。じゅんびたいそうがおわったら、いよいよつくばさんをのぼりにいきました。さいしょのところはつらかったけど、どんどんのぼっていくと、だんだんらくになっていきました。 S先生が「さいしょはつらいけど、あとかららくになっていくから」とみんなをあんしんさせてくれました。あとになると班長のT君が手をのばしてくれました。とてもやさしいな。とおもいました。 さんちょうまで上ると、いいけしきが見れて「生きていてよかったとおもいました」 つくば山をおりていくとおべんとうをたべました。ちょっとだけのこしてしまいましたけど、みんなのえがおが、ぼくをてらしてくれました。たべおわると、じかんがなくて、おみやげはかえませんでしたが、さいごはみんなとケーブルカーにのってつくばさんを下りていきました。 うちゅうセンターでは、いろいろなものがありました。うちゅうくうかんたいけんにいってみました。S先生が「どう、体ういた?」といわれ、ぼくは「うかなかったよ!」とこたえました。 うちゅうセンターでは、おみやげが買えました。まずは、自分のを買いました。 そこで、S先生が「うちゅうしょくかった?」とききました。ぼくは、心のなかで「そうだよ。うちゅうしょくだよ」といいました。ぼくはいそいでうちゅうしょくをかいました。それはプリンとミルククレープを買いました。かえるときににさいごにロケットのまえでしゃしんをとりました。バスでかえってきたときは、かぞくのかおが見れてうれしかったです。 さいごに、S先生に「とくにO君はシッカリやっていた!」と、ぼくがはっぴょうされてうれしかったです。こんどつくば山にのぼるときはおべんとうををぜんぶたべたいとおもいます。
<小3女> 楽しかったつくばさんハイキング ■今日は、つくばさんのハイキングでした。さいしょはじこしょうかいをして、つぎにバスの中でビンゴゲームをしました。わたしは、びんごのけいひんでスライムをもらいました、 つぎに、山にのぼっているときに、みんなが声をだし合ってくれたので、ゆうきがでてうれしかったです。山をのぼっているときに、ガマのいわの口に石をなげて入ると、ねがいごとがかなうと、先生いっていたので、やってみたら、石が口の中に入ってうれしかったです。 次日の月曜日に学校にいったら、ねがいごとがかなってうれしかったです。 山をのぼってたどりついたら、おべんとうをたべました。すごくおいしかったです。 おべんとうを食べたあと、ケーブリカーでおりました。山をおりたあと、つくばさんじんじゃにいきしゃしんをとったあと、みんなでおまいりをしました。 そのあと、バスにのって「ジャクサ」というところにいってけんがくをしたり、おみやげがうっているところがあったのでかいました。そのあとロケットがあるところでしゃしんをとりました。 そのあとバスにのってかえりました。 チームで声をだしあってよかったなー、と思いました。 らい年も、みんなで声を合わせて、つくばさんハイキングを楽しみたいです。 すごく楽しかったです。
<小3男> つくば山ハイキングに行きました ■きょうぼくは、合気道の遠足に行きました。さいしょはバスにのってビンゴゲームをしました、 ドッキリポテトをもらいました。ビンゴゲームでは4回ビンゴになりました。お父さんはビンゴでうきわをもらいました。つくば山についたら、はんでこうどうをしました。リーダーはS先生で、はんちょうはTくんです。つくば山はちょうじょうが877mだからたいへんでした。 でも、ぼくは2回目だからけっこうすんなりのぼれました。はじめてのぼる子はたいへんだったと思います。つくば山のちょうじょうにあるじんじゃでおまいりをして、そのあとにおべんとうをたべました。おいしかったです。 次はケーブルカーにのって、おりて、つくば山じんじゃにいきました。そこではぜんいんでおまいりをしました。そのあとは、つくばうちゅうセンターにいきました。さいしょにスペースドームを見ました。そのあとにじんこうえいせいと、うちゅうステーション を見ました。そのあとにプラネットキューブでおみやげをかったり、ロケットひろばでしゃしんをとりました。たのしかったです。らいねんもつくば山ハイキングにいきたいです。 らいねんはつくば山のあと、どこにいくかたのしみです。

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第60回全日本合気道演武大会に14名出場 (2023年5月27日) |
■ 令和5年5月27日(土)、 第60回全日本合気道演武大会が、武道の殿堂である 日本武道館で開催された。 本大会は合気道界最大規模の演武会であり、 今年は国内外から7,000名の参加者があった。 この大会に「ひたちなか合気会から14名が出場」した。 この数年、新型コロナウィルス感染により中止が続き、昨年は3年ぶりに開催されたが、さまざまな制限を余儀なくされ物足りなさを感じた大会であった。 然し、今年は4年ぶりに制限なしの大会として開催されることになり、期日が近づくにつれ、私は、楽しみな気持ちと程良い緊張感が増してきた。 今年は、初出場者が6名でありその緊張は計り知れないものが有ったはずである。
■当日は、日差しが眩しく少し汗ばむ中を飯田橋駅から歩いて武道館に向かった。 10時半頃に九段坂から田安門の坂道を上るあたりまで来ると、すでに多くの演武者で賑わっており、 緊張した面持ちで仲間と話しており・・・、と、それぞれの演武者が今日の大会を待っていたのがわかった。
■私達「ひたちなか合気会」の出番は、第1部13番青畳である。 感染予防の対策の効果で、以前のような待機場所で混雑は大幅に緩和されている。 通路からアリーナ内を覗くと前の演武者が、精一杯演武しているのが見える。 やはり日本武道館で演武出来るのは特別であり、気持ちがますます高揚してくる。 アリーナ内に案内され、待機するとまもなく演武場に誘導され さあ、始まった。 礼を交わすと同時に大太鼓が鳴り響き、14名が其々の課題技を精一杯に演武した。 何も考えない。武道館での演武がただただ嬉しく晴れがましい。 持ち時間の1分半があっという間に過ぎて退場した。 この時の顔は、全員が笑顔になっている。 緊張から開放され充実感や達成感で満たされているのだろう。
■演武終了後に、武道館正面入り口上部に掲揚されている今大会の大看板をバックに全員で記念撮影し、初出場の方達もそれぞれ記念の写真を撮りあい、和やかな一時であった。
コロナ明けと共に、合気道も国内外の活動が更に飛躍し活発になる予感が感じられた大会であった。 (来年は、もっと多くの仲間と出場したい)
( M ・ K記 )

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令和5年5月 鶴岡八幡宮 春季奉納研修会兼演武大会 (2023・5・14) |
■鎌倉 鶴岡八幡宮 菖蒲祭の奉納研修会並びに演武大会が5月14日(日)に、八幡宮研修道場で開催された。(公財)合気会本部道場の植芝充央本部道場長をお招きし、神奈川県内外からは約200名の方々が参加した。 この大会は「鶴岡八幡宮が主催」し、武田義信師範(八段)主宰の合気道研究会インターナショナル(AKI)が主管運営して50年も継続し(春と秋に)開催されている伝統ある大会である。 コロナ禍にあり暫く途絶えていた春季奉納研修会兼演武大会であったが、4年ぶりに公式開催の運びとなったとの説明を伺った。 ひたちなか合気会からは五十嵐師範外2名が、奉納研修会並びに演武大会に参加した。
■第一部の奉納研修会が、厳かな雰囲気に包まれる中、神職の修祓祝詞を奏上のあと、重厚な太鼓の音に合わせて皆で賑々しく拝礼した後、午前10時から奉納稽研修会が始まった。今年も奉納研修会は合気会植芝充央本部道場長をお迎えし開催された。 植芝道場長の稽古では「転換」、「入身」、「転身」、「呼吸法」の基本動作を大切に、基本技、座技、半身半立ち技などを指導された。初心者から有段者迄それぞれが基本の動きを確認しながら稽古し、基礎を学ぶ事が出来た。基礎の動きとそれらを組み合わせた技を順に丁寧に模範を示された。研修道場は多くの参加者の熱気に溢れ、他道場の方々との稽古を通じ今後の稽古修練に繋がる刺激を大いに受けることが出来た。
■奉納研修会に引き続き、参加36団体による奉納演武大会が同 研修道場で行われた。 AKIグループ他、神奈川県合気道連盟加盟各団体による演武の後、前半の最後はAKI主宰の武田義信師範による流麗な演武が披露された。 その中にあって、八幡宮少年部の元気よくきびきびした演武は、ひたちなかの少年部指導の任に当たる私にとっても刺激的な演武であった。 私達ひたちなか合気会は、友好団体演武として後半部で五十嵐師範による演武が行なわれ(R・O氏)と共に私の2名が受けを取らせて頂いた。 奉納演武大会の締め括りとして植芝充央本部道場長による総合演武が披露された。 参加者は皆、姿勢を正し、植芝先生の演武を今後の稽古の模範とすべく、一挙手一投足を眼に焼き付けようと真剣な面持ちで演武を見つめていた。
■次に、場所を鎌倉駅近くの「山下飯店」に移し、「直会」が約70名の参加で行われた。 武田義信師範・早稲田夕季衆議院議員・植芝充央本部道場長によるご挨拶のあと乾杯に移り、AKIグループの皆様との再会や旧交高め、和やかで楽しいひと時を過ごすことができた。 当日は生憎雨模様であったが、古都鎌倉の町並みは雨もまた風情としており、名残を惜しんで、3人で帰路に着いた。 (Y・S)記

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五月晴れの合気神社大祭に参列(2023(R5)・4・29) |
■令和5年4月29日合気神社(笠間市、旧岩間)において、恒例の合気神社大祭が賑々しく執り行われた。 コロナ感染も減少してきた事も有り、国内外から1,100名の合気道関係者や来賓が参拝に訪れた。ひたちなか合気会からも男女会員16名が参列した。
■大祭は、神殿にて午前11時から始まり、3名の神官により祝詞が奏上され、続いて雅楽が流れる中、玉串奉奠、参列者一同による神言奏上へと進んだ。 引き続き、合気道開祖・植芝盛平翁及び植芝吉祥丸2代道主の慰霊祭が執行された。 一連の神事の後に、主催者である道主の挨拶があり、その後、植芝充央本部道場長と植芝守央道主とによる奉納演武が行われた。 参列者は、間近で行われた流麗な演武に魅了され、記録に残そうとカメラやスマホで撮影録画する人も多く見られた。
■神殿での祭事は午後12時30分に終了して、引き続き、併設の茨城道場や中庭の緑地(合気苑)に場所を移し、4年ぶりの「直会」(懇親会)へと進んだ。 私は、師の計らいで道場内の末席では有るが、道主や来賓関係者のご挨拶を間近に接し、合気道の奥行きと素晴らしい一面を垣間見る貴重な体験が出来た。 その後、厳粛な神殿での行事とは反対に、直会は和気あいあいの雰囲気の中で行われていった。 新緑とツツジ咲き誇った中庭に、参拝者は各地区団体毎にブルーシートを敷き、陣を構え植芝家特製のお弁当等に舌鼓を打ち、植芝家から準備戴いた御神酒や、各団体が事前準備してきた飲み物で和やかに歓談を進めた。
■日頃お世話になっている鎌倉の武田義信師範始めAKIグループ10名の皆様と、今年も隣席となり交流させて頂いた。 武田師範からは「このような時期こそ合気道を通じて皆さんが協力して平和な世の中になるように努めていきましょう」と、お声を掛けていただきました。 歓談も盛り上がると、あちこちから笑い声が聞こえ、懐かしい再会話を咲かせる人も多くおり、記念撮影に乗ずるなど、和やかな時間があっという間に流れ、「神事の直会」は午後2時にお開きとなり、合気神社大祭行事は終了した。
■今回の幹事として4名の方々がご奉仕頂き感謝します。 また、合気神社大祭前の4月16日には、茨城県合気道連盟傘下各地区道場が周辺の清掃奉仕作業を行い、ひたちなか合気会からは16名が参加し汗を流した。
(M・K記)


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2023-3少年部卒業演武会 (令和5年3月12日開催) |
■少年部6年生の卒業を前にした、3月12日(日)ひたちなか市松戸体育館において 「6年生による卒業演武会」が開催された。 当日は、次の6年生に引き継ぐ事も視野に入れ、現5年生も参加して盛り上げた。 ひたちなか・那珂湊・東海地区の少年部の20名(6年生12名・5年生8名)と指導員他 10名の合計30名が参加して行われた。
■最初に、準備運動やストレッチ運動で身体を整え、体さばきや受け身などの基本的な事 を確認しあって、次に7名の指導員による各種技の指導がなされ、それぞれの指導員 が「一教」「入り身投げ」「小手返し」「四方投げ」「呼吸投げ」回転投げ「天地投げ」等の、 一つの技を受け持ち、少年部にわかりやすい表現と説明で指導したこともあり、子ども 達は真剣にかつ熱心に少しでも聞き漏らすまいと取り組んで、各種技を展開していた。
■その後、恒例の6年生12名による単独演武が行われた。 1人/4分間の時間を与えられ、居並ぶ指導員9名の中から、独自に受け者を指名する と言う「ひたちなかスタイルによる受け者指名」で演武がなされた。 多くの保護者が見守る中で、120畳の中央で、自分一人だけの演武は、大人には計り 知れないプレッシャーが有ったはずである。 その中で最初は、緊張のあまり堅さも見られ たが、技を重ねるうちに大きな声と強い気持ちで集中した結果、逞しさが表面に現れ夫々 の子どもが、今までにない緊張感や集中力が、私たちにも十分に伝わってきた。 演武を終えた6年生全員とも、やり切った清々しさで汗を拭っていたが、見学に訪れた 保護者から盛大な拍手が送られていた、同時に保護者の方も自分の子どもの素晴らしい 演武と日頃見る事のない逞しさに感激していたようであった。
■その後、見学していた5年生からから「声や技も大きく素晴らしい 演武でした」「私たちも 6年生のようになりたい」の感想が、一人ずつ述べられた。 この事により、5年生の脳裏に6年生の雄姿が焼き付き、次に引継ぎ生きてくると確信した。
■最後に、五十嵐師範から今回の趣旨と目的と併せ講評がなされ「6年生の今までの頑張り と、中学校に入学しても今まで合気道で養った体力と強い気持ちを大きな支えとして、 中学校での勉強や知識や体験を通じて、大人になるための次の努力を積重ねてください」 と挨拶があり、豪華お弁当が参加者全員により配られた。 (コロナの関係で、皆で膝を突き合わせて会食は出来なかったが、来年こそは、コロナ以前 の状態に戻し、1泊の合宿により更に充実した思いで深い内容にしたいものである) ( R ・ O 記 )
 
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