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平成29年度 鶴岡八幡宮 菖蒲祭 合気道奉納演武大会への参加(2017年5月7日) |
■鎌倉 鶴岡八幡宮 菖蒲祭 合気道奉納稽古並びに演武大会が、GW最終日の5月7日(日)に開催され、200名ほど参加した。この大会は「鶴岡八幡宮が主催」し、武田義信師範(八段)主宰の合気道研究会インターナショナル(AKI)が運営して毎年開催されている。第一部として奉納稽古が1時間半行われ、続けて第二部、第三部と奉納演武が続く構成である。ひたちなか合気会からも12名が、今回この演武大会に参加した。
■午前中の奉納稽古に参加するため、私達は勝田駅から早朝の「特急ときわ号」に乗車した。鶴岡八幡宮の空は青々と晴れ上がり、新緑が我々を迎えてくれた。鶴岡八幡宮の研修道場に到着し、道衣に着替え道場に入ると、既に大勢の方々が身体慣らし稽古を行っていた。稽古の時間となり、全員が道場に整列、人の背丈以上もある大きな太鼓の重厚な響きを聞きつつ、神前に拝礼を行い、奉納稽古が始まった。
■今年の奉納稽古会は合気道本部道場長の植芝充央先生が指導された。先生は冒頭、合気道は「入身」、「転換」、「転身」、「呼吸」から成り、これら基本を大事に稽古するよう述べられ、基本の動きを代表する技を一つ一つ行って稽古が進められた。私達も、ご指導頂いた基本の動きを丁寧に確認しつつ、稽古に取り組んだ。
■稽古会に引き続き、参加者による奉納演武が同研修道場で行われた。AKI、神奈川県合気道連盟加盟団体による演武の後、前半の最後はAKI主宰の武田義信先生による華麗な演武が披露された。後半の演武では、賛助連盟、賛助団体として他県から参加した方々による演武も行われ、私達ひたちなか合気会も、12名6組の同時演武を行った。(奉納稽古でのご指導も思い出し、一つ一つの動きを丁寧に、残心にも注意して演武に取り組んだ。)奉納演武の最後は、植芝充央先生による、基本を重視した、そして力強い演武が披露された。参加者の方々は皆、姿勢を正し、植芝先生の演武をしっかり目に焼き付けていた。
■次に、場所を鶴岡八幡宮内の「直殿」に移し、「直会」が行われた。直会でも同様に大勢の参加があり、他道場の方々との交流もあって楽しいひと時を過ごすことができた。帰途、古都鎌倉の市中は、GWの最終日を楽しむ観光客で賑わっており、私達も土産物屋に立ち寄りつつ、ひたちなかへの帰路に着いた。今年も、鶴岡八幡宮のご神域で稽古・演武を行うことができ、身の引き締まる思いをすると同時に、とても充実した学びの一日を過ごすことができた。 (Y・S)記


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安野正敏本部道場指導部師範(八段)特別研鑚会 2017(H29)-5-6(土) |
GWの5月6日(土)、当会の顧問師範である(公財)合気会本部道場指導部安野正敏師範(八段)による「特別研鑚会」が東京千代田区飯田橋の「日本歯科大学体育館武道場」にて開催された。 日本歯科大学合気道部の学生も含め関東近県から100余名の参加者が有り、ひたちなか合気会からは今回初段以上10名が参加。当会の蒲郡支部(愛知県)からの参加もあった。
講習会は午後2時から3時間にわたってご指導頂き、稽古は「身体の軸心」を意識しながら、業を最後まで完結(しっかり重心を落とし残心をとるまで)することなどの稽古が様々な業において関連づけられ行われた。 また、三先(先・先の先・後の先)による身体の変化や三調子(越える・当てる・付ける)の「体捌き」を繰り返しご指導頂いた。
当日は今年一番の厳しい暑さではあったが、参加者全員が脱落することなく熱心に稽古し、実りある充実した講習会となった。 研鑚会終了後は、飯田橋駅前で「直会」が行われ、他団体の方々と交流を図った。
K・F 記


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