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鶴岡八幡宮 平成29年秋期例大祭 合気道奉納演武大会へ参加 H29年9月9日(土) |
■鎌倉 鶴岡八幡宮 秋期例大祭 合気道奉納稽古並び演武大会が9月9日(土)に開催された。この大会は5月の春季菖蒲祭奉納演武大会と同様に「鶴岡八幡宮が主催」し、武田義信師範(八段)主宰の合気道研究会インターナショナル(AKI)が運営し毎年開催される由緒と歴史ある大会である。 今回は関東近郊から100余名が参加し、ひたちなか合気会から5名が参加した。
■午前中の奉納稽古に参加するため、勝田駅から早朝の「特急ときわ号」に乗車した。 勝田ではやや肌寒いくらいの気温であったが、鎌倉に到着すると鶴岡八幡宮の空は青々と晴れ上がり、今年としては珍しい残暑らしい強い日差しが照りつけていた。 私達は足早に鶴岡八幡宮の研修道場に到着し、道衣に着替え道場に入り奉納稽古会に参加した。
■「奉納稽古会」は武田義信師範が指導された。身体全体を使ったのびのびとした動きの稽古が非常に印象的であり、AKIを中心に神奈川県合気道連盟や関東近県の方々と一緒に稽古をさせて頂いた。稽古中に武田師範から何度も直接のご指導も頂き、師範の柔らかな動きに大変感銘を受けた。
■稽古会に引き続き「奉納演武大会」が同研修道場で行われた。 AKI、神奈川県合気道連盟加盟団体による演武の後、前半の最後はAKI本部道場長の武田大雄先生の演武が披露された。 後半の賛助団体演武では私達ひたちなか合気会も4名2組の同時演武と五十嵐師範による演武を行った。 奉納演武大会の締括りとして、AKI総帥の武田義信師範による格調高いダイナミックな演武が披露され参加者一同を魅了させていた。
■演武大会終了後は、場所を鎌倉駅前の中国飯店に移して「直会」が行われた。 直会でも同様に大勢の参加があり、AKIをはじめ関東近県の道場の方々と歓談しつつ楽しいひと時を過ごすことができた。今回も、鶴岡八幡宮のご神域で稽古・演武を行うことができ、また神奈川県の合気道の仲間と交流することができ、とても充実した一日を過ごすことができた。 (Y・S)記

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合気道少年団夏季合宿(那須・甲子) 2017(H29)-8-20(日)~8-21(月) |
■8月20日(日)~21日(月)合気道少年団の恒例行事である「夏季合宿」を実施した。 本年度の合宿は那須・甲子方面で、塩原渓谷ハイキングおよび茶臼岳登山、いくつかの景勝地見学を予定し、大型観光バス一台に小学生27名、中高生1名、指導者9名の合計37名の参加となった。
【1日目】 ■合宿が初めての子も多く、尚且つ人生で初めての親元を離れた宿泊経験になる子もいて、バスへ乗り込んだ当初不安をもつ子も多かったが、自己紹介やバスガイドさんのゲームや友達との会話、夜のキャンプファイヤーでの出し物を各班で相談したりして、 少しずつ安心を取り戻していったように見受けられた。 ■最初の目的地は「塩原ビジターセンター及び塩原渓谷」である塩原ビジターセンターでハイキング地である塩原渓谷及びその周辺の自然等について学んだ後、いよいよ塩原渓谷遊歩道に沿ってハイキングを開始した。ハイキングは箒川に沿って渓流地を登り降りする軽度の登山に匹敵するような道であった。 子供も大人も美しい渓谷の景色を眺め森林浴をしながら、川沿いの露天風呂や巨岩ほかこの地域特有の自然の地形や地質が作り出した変化に地理と歴史を学びながら、全員無事踏破することができた。 ■しかしながら初日の天候は、生憎ハイキングの終盤である昼食時間になって小雨が注ぎはじめ、外で見晴らしのいい場所での昼食を摂る事は叶わず、急き足でバスに駆け込み、「森林の駅/もみじ谷大吊橋」の駐車場においてバス内昼食となった。 昼食後、大きく揺れ動く「もみじ谷大吊橋」の往復見学を終えると、今回の宿泊先である 「那須・甲子青少年交流の家(福島県西郷村)」へ向かった。 ■入所式では「団体挨拶と簡単なゲームによる他団体との交流」の後、子ども達は班毎に「部屋割り・荷物整理」を実施し、食堂へ行き待望のバイキング形式の夕食をとった。 夕食後、本来ならばキャンプファイヤーを実施する予定であったが、ここでも天候に恵まれず「室内でキャンドルサービス」を実施した。 ■キャンドルサービスにおいては、大人の火の神と各班長の子ども達による点火式を行い暗く静まりかえった中での「揺らめく暖かいろうそくの炎に包まれた雰囲気」の中で歌うキャンプソングは、日常の中で忘れかけていた大自然の中での緩やかな時間を呼び戻し友達との協力や思いやりの大切さを感じつつ、各班がここへ至るまでに感じたことや、道中に班毎に話し合った出し物(ミニゲーム)を発表し、指導員も交えて楽しいレクリエーションとなり大いに盛り上がりを見せた。
【2日目】 ■登山予定の茶臼岳が天候不安定のため、安全面を最優先し、残念ながら今回の登山 は中止となった。代わりに室内広場で「インドアトレーニングゲーム」を実施した。 トレーニングは基礎運動から開始し、ストレッチ運動から始まり、体力養成運動や「フリスビーキャッチ、大縄跳び、キックベース」といったゲーム形式の運動を行った。 中止となった登山で流す予定であった汗を存分に流せる良い運動となった。 ■11時に宿泊地を後にし、走りだしたバスは、登山中止によりスケジュールを大幅に変更し、「りんどう湖ファミリー牧場」へ向かった。 同見学地では、天候不順もあり昨日に続き「バス車中昼食」となり、その後は班毎に行動し、子ども達は動物とのふれあいや遊具、迷路などのアトラクションでの遊びに興じたり、売店でお土産を買ったりして2・5時間たっぷり遊んでいた。 ■りんどう湖を後にすると最後の目的地である「那須お菓子の城ハートランド」を訪ね、ここではお土産購入と工場内で生産される那須銘菓「御用邸の月」の生産過程を見学した。 ■お菓子の城を後にすると、いよいよ勝田への帰路につき、バス内ではアニメビデオの 鑑賞を行っていたが、1日の疲れからか、寝ている子供達も多かった。 予定より早く18時には、ひたちなか市役所へ到着し、荷物卸後「解散式」を行い、2日間の楽しい思い出を胸に秘め、子ども達は迎えに来た保護者の元へ帰っていき、早速に今回の合宿のトピックスを話していた。
■今回の合宿の所感として、最初から最後まで参加者全員に怪我や体調不良が出なかった事が一番であり、茶臼岳の登山中止は残念だったが各見学地やレクリエーションにおける楽しそうな子供達の姿を見ることができ、良い結果で合宿を終えることが出来てよかったと心から思う。 (K-N記)

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全日本少年少女武道(合気道)錬成大会 2017(H29)-7-17 |
■毎年恒例の「全日本少年少女武道(合気道)錬成大会」が去る7月17日(日)に日本武道館で、全国から178団体2,491名の小・中学生が参加して盛大に開催された。ひたちなか市からは「ひたちなか市合気道少年団24名」と「那珂湊合気道少年団7名」が出場した。 五十嵐師範他9名の指導員が引率した。 ひたちなか市合気道少年団は、この錬成大会の1回目から毎回欠かさず出場し、今年で39回目を迎えたが、那珂湊合気道少年団は3回目の出場である。 ■当日はひたちなか市を朝6時に貸切りバスで保護者と一緒に48名が出発し、9時前に日本武道館に着いた。直ぐ近くの靖国神社に足を伸ばし「錬成大会の成功と安全を祈願」を全員で行った。 ■武道館の中は多くの演武者や保護者・演武関係者の熱気で蒸し暑かった。 早速道着に着替えて、子ども達は貴重な時間を利用し各班ともお土産買いに1Fの売店に出かけた。家族や友達・自分自身に、思いをこめたお土産を選定し短時間の間であったがそれぞれが楽しそうに買い物を楽しんでいた。 ■開会式は、メインアリーナにて11時丁度に国歌斉唱で厳かに始まり、植芝守央道主のご挨拶や来賓の挨拶のあと、準備運動の後、各部に分かれて「稽古錬成」を行った。 ■「第1部は低学年3・4年生の部で」基本の動きの膝行や受身と基本技の正面打ち入り身投げと一教を行った。「第2部の5・6年生は」正面打ち一教や入り身投げに小手返しを加えて稽古した。1500畳もある道場で、雰囲気も、稽古相手も全国の他道場の違った稽古だったので緊張して、いつもより真剣にまた、自信を持って取り組んでいた。 ■稽古錬成が終わり今までの稽古の成果を発表する「演武錬成」である。演武時間が2分と決められているので、普段からきびきびと早く動く事を基本に練習してきた。 ■今年もひたちなか市合気道少年団はプログラム1番で赤畳である。 5,6年生は昨年の出場者もいるが皆緊張と不安で一杯のようであった。緊張のなか入場後整列正座し、太鼓が「ドン」となるのを待った。太鼓と同時に4班の隊列が大きな声と共に動き出し「馬跳び・杖を使った受身・小手返しや呼吸投げの投げ技」などを 元気な声を出しながら皆精一杯おこなった。 「なんと!見事に」2分間終了合図の太鼓と同時に演武が終わり、観客席からも大きな拍手をもらった。精一杯に演武者した子供たちは気持ちを抑え演武場を後にし、控え通路に戻った時には歓喜で小躍りしている者もいた。 観客席で応援の保護者も子ども達の素晴らしい演武に感激もひとしおであった。 ■プログラム7番目が那珂湊合気道少年団の演武である。 7名の参加者は皆昨年も参加したが、緊張は隠せなかった。開始の太鼓と同時に「八の杖」から始め、続いて「受身や各種呼吸投げ」を掛り稽古形式でリズミカルに行った。 こちらも稽古の成果が十分に発揮された良い演武であった。 ■興奮がさめやらぬまま2団体とも正面玄関で記念写真を撮り着替えの後、15時に武道館をあとにし、お楽しみの「東京スカイツリー見学」にバスで向かった。
■スカイツリー到着後記念撮影し、先行予約により待ち時間ゼロで一気にエレベーターで地上350mの展望デッキまで駆け上がり、そこから見た東京の眺望は格別であった。 雲のなかに吸い込まれそうな怖さと共に、マッチ箱のような小さな建物や乗り物を見て子ども達は大きな歓声をあげていた。 展望デッキの中は多くの見学者で混雑していたが、それでもいろいろなイベントに参加したり、家族へのお土産を買ったりとまた、楽しい時間を過ごした。 ■スカイツリーを惜しみつつ、18時にはバスを帰路に向け、首都高速の安定運転に入ったところで、車中の慰労会兼反省会を行い、それぞれに「良かった点や反省すべ点」を出してもらい、今後の課題や来年の抱負へとつなげていった。 ■保護者の方からも素晴らしい内容で、皆が精一杯頑張っていたのでとても感動した等とお褒めの言葉をいただいた。また、指導員は子ども達の頑張りを称えると同時に、成長や活躍に喜びを感じつつ、とても充実した一日であった。 (Y.S記)

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