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安野正敏本部道場指導部師範の特別講習会(110名参加) 2018(H30)・2・25(日) |
■平成30年2月25日(日)ひたちなか市総合体育館武道場において、当団体の顧問師範である 安野正敏本部道場指導部師範(八段)の特別講習会が開催された。
■ひたちなか会員のほかに、関東近県の友好団体からも多数参加し110余名の参加者により、300畳の広い道場は熱気で溢れた。
■講習会の冒頭、師範より、次の3点を念頭に置いて稽古に臨むよう指導があった。 1点目は、姿勢を整えて相手に全てを晒し、多様な攻めにも動じない気持ちを持つ事。 2点目は、瞬間、瞬間の力の出し入れに傾注する事。 3点目は、技の終わりには、心を静め、重心を落とし込む残心を心掛ける事であった。
■師範は、それらの理合いを片手・双手・両手取りの技で示され、講習会の中盤では、武道共通の攻めどころとして、相手と触れあった際に、何かが起きたところ(起こり)、変化したところ、尽きたところが要になる旨を平易な言葉で解り易くご指導いただいた。
■3時間の講習会は、時間の経過を忘れるほどの稽古となり、久々に充実した一日を過ごさせていただいた。そして、今後稽古に励む上での大きな指針を得るとともに、合気道の「奥の深さ」を、より深く考える良い機会となり、加えて、他の道場の方々と共に汗を流すことができ、大変貴重な経験と勉強をさせていただいた。
■講習会終了後、引き続き「昇段審査」が行われ、四段1名・参段4名・初段6名の計11名、全員が合格した。
(K.T記)

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第42回 ひたちなか市合気道演武大会開催 2017(H29)・11・12(日) |
■ひたちなか合気会の最大のイベントである、ひたちなか市合気道演武大会が、11月12日(日)に海浜地区のひたちなか市総合体育館武道場で開催された。 何と、今年で42回目と言うから伝統と歴史がその重みを感じる大会であり、ひたちなか合気会傘下の会員、一般部87名・中高生32名・少年部85名と、県内外の友好団体87名の、約300名が出場して大盛会の演武大会であった。
■開会式では、五十嵐雅高(師範)会長の挨拶後、地元選出の大畠彰宏元国交大臣・梶山弘志 地方創生大臣代理 ・ 郡司 彰 参議院副議長・浅野 哲 衆議院議員・鈴木道生市議 がお祝いに駆けつけて頂き祝辞を頂戴した。 また、当会の顧問師範である(公財)合気会 本部道場指導部師範 安野正敏(八段)からは「演武の心構えについて」お話を頂戴した。
■演武は第一部・第二部と分けられ開催された。 第一部ではひたちなか合気会傘下の各道場会員や指導員の演武と各地区少年団の演武が行われ、其々が与えられた課題技やテーマを演武した。 少年団演武では、各地区少年団が夫々2コマの出演の機会が有り、緊張の中にも元気あふれる精一杯の演武を自信もって取り組んでいた。 見学の保護者や観客からは惜しみない拍手が贈られていた。
■今年は初めて「キッズクラス(年長・小1)」7名がデビューし、さまざまなゲーム運動や演武を行い、その微笑ましい天真爛漫な無邪気な愛らしさに、一般演武者・父母も含めた観客からは、子どもたちの成長と一生懸命な頑張りに対し、会場全体が心を洗われた思いで、ほんわかした笑顔と共に拍手が暫く鳴り止まないでいた。
■第二部では、県内外の交流団体の20団体による賛助演武や招待演武が繰り広げられた。 交流団体ごとに特色ある内容の素晴らしい合気道が披露され、大いに勉強をさせていただいた。 また、交流合気道団体以外にも地元の「ひたちなか市無形文化財」である為我流派勝心流柔術や無比無敵流杖術の歴史と伝統ある演武や、勝田合気剣友会による鹿島神流剣術などが繰り広げられた。 第二部演武の締め括りとして、本部道場指導部師範 安野正敏(八段)による格調高い総合演武と剣や杖を用いた武器技で合気道の理合いを説かれた素晴らしい演武をご披露頂き、4時間に及ぶ盛大な演武大会が閉幕した。 (Y・S記)

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