|
H30年度 鶴岡八幡宮 春季例大祭(菖蒲祭) 合気道奉納演武大会への参加 (2018.5.6) |
■鎌倉 鶴岡八幡宮 春季例大祭(菖蒲祭)「 合気道奉納稽古(講習)会並びに奉納演武大会」が、GW最終日の5月6日(日)に開催され、神奈川県を中心に関東近県も含め約230名の方々が参加した。この大会は「鶴岡八幡宮が主催」し、武田義信師範(八段)主宰の合気道研究会インターナショナル(AKI)が運営して毎年開催されている。第一部として10時から奉納稽古(講習)会が1,5hr行われ、続けて奉納演武が11時40分から第二部、第三部と続く構成である。 ひたちなか合気会からも15名が、今回この奉納稽古(講習)会と演武大会に参加した。
■10時からの奉納稽古(講習)会に参加するため、私達は勝田駅から早朝の「特急ときわ号」に乗車した。勝田駅では冷たい風に吹かれたにもかかわらず、鎌倉に着くと空は青々と晴れ上がり、暖かい日差しが降り注いでいた。鶴岡八幡宮の研修道場に到着し、準備を整え神前に整列すると、厳かな雰囲気に包まれて、身が引き締まる思いであった。重厚な大太鼓の音に合わせて、神前に皆で深々と拝礼した後、奉納稽古(講習)が始まった。
■前年に引き続き、奉納稽古(講習)会も合気道本部道場長の植芝充央先生が指導された。先生は、合気道における基本の重要さを説かれ、「入身」、「転換」、「転身」、「呼吸」から成る技の数々を実演された。私達は、基本の動きが組み合わさって合気道の技が構成されていることを確認しながら稽古に取り組んだ。 研修道場は、多くの参加者の熱気にあふれ、他団体道場の方々と組んで稽古することで大いに刺激を受け、内容の濃い充実した勉強をさせて頂いた。
■奉納稽古(講習)会に引き続き、11時40分から奉納演武が同研修道場で行われた。 AKI、神奈川県合気道連盟加盟団体による演武の後、第二部の最後にAKI主宰の武田義信先生による呼吸力を重視した重厚な演武が披露された。第三部の演武では、賛助連盟、賛助団体として関東近県からの方々による演武も行われ、私達ひたちなか合気会も、15名8組の同時演武を行った。奉納演武の最後は、植芝充央先生による華麗な演武が披露された。基本を重要視した植芝先生の演武を今後の稽古のお手本とすべく、参加者の方々は皆、姿勢を正し、植芝先生の一挙手一投足を目に焼き付けようと真剣な面持ちで演武を見つめていた。
■次に、場所を鶴岡八幡宮内の「直殿」に移し、15時~「直会」が行われた。直会でも同様に大勢の参加があり、昨年知り合った他道場の方々と談笑しながら、楽しいひと時を過ごすことができた。帰途、古都鎌倉の市中は、GWの最終日を楽しむ観光客で賑わっており、私達も馴染みの土産物屋に立ち寄りつつ、ひたちなかへの帰路に着いた。今年も、鶴岡八幡宮のご神域で稽古・演武を行う機会を頂き、合気道の技が基本の動きの組み合わせで成り立っていることを改めて学ぶことができた。今後の稽古でも、基本の動きをおろそかにせず、繰り返し稽古に励むことを心に期しつつ、17時過ぎ鎌倉を後にした。 (Y・S)記

|

合気神社大祭に1500名の参拝者が集う 2018(H30)4-29 |
五月晴れの4月29日(日)笠間市(旧岩間町)に鎮座する「合気神社」にて、大祭が執り行われ、国内外から1,500名の合気道関係者が参拝した。
ひたちなか合気会からは、五十嵐師範以下(日立・東海・常陸大宮)地区の会員と家族を含め30名が朝早くから参拝し、厳かな神事を見守った。
11時からの神事は、神官による修祓の後、合気道開祖植芝盛平翁並びに合気道を世界に広められた植芝吉祥丸二代道主の慰霊祭が行われ、続いて植芝守央道主の主催者挨拶が行われた。 その後、植芝充央本部道場長と植芝守央合気道道主による、華麗な奉納演武が行われ参拝者を魅了した。
引き続き、12時30分から道路を隔てた「茨城支部道場」や屋外緑地の「合気苑」にて、参拝者による「直い会」が開かれ、お弁当や酒肴での和やかなひと時を過ごすと共に、ひたちなか合気会各地区会員の相互の交流を図った。
直い会の終盤、植芝道主ご夫妻が、各団体エリアを訪問され、その合間を縫って植芝道主ご夫妻を中心に、ひたちなか合気会のメンバーと記念撮影をさせて頂き13時30分に散会となった。
今回、幹事としてこの日の準備に当たられた「常陸大宮地区」の皆さん方には朝早くから会場入りし、場所の確保や飲食物の準備など、そのうえ宴の後の清掃も丁寧に実施され、種々お世話を頂き有難うございました。 参加した皆さんがとても楽しく過ごせた一日でした。
また、合気神社大祭の開催に先立ち4月15日(日)に本部道場や茨城県連の方たちと共に、ひたちなか合気会からも11名の有志が参加し、合気神社付近の清掃活動に奉仕され、国内外の方々が参拝する事前準備をされました。 参加された方々お疲れさまでした。 (S・S記)

|

H30 第20回 明武館古武道演武大会 (2018.4.15) |
■4月15日(日)「第20回 明武館古武道演武大会」が、ひたちなか市松戸体育館にて約80名が出場し開催された。 明武館道場の演武会は、新年度の最初の演武大会であり、ひたちなか市平磯に拠を構える「明武館道場」根本憲一宗家のご一 門の方々による年に一度の大きな大会である。
■ひたちなか市無形文化財に指定され古くから伝わる「無比無敵流杖術」「為我流派勝新流柔術」をはじめ、普段拝見することが 出来ない「水府新当流居合術」「鏡心流抜刀術」「日本空手道拳友会」「田谷の棒術」などを真直に拝見することが出来、武道愛 好家にとっては垂涎の機会である。
■出場各流派の技は、それぞれに受け継がれてきた伝統の技であり、静寂のなかでの美しい所作、気迫のある鋭く激しい打ち込みなど、自分も含め見学している多くの方は、いつの間にか深淵なる精神性に吸い込まれていた。
■ひたちなか合気会からは、初心者も含め19名が参加した。 第Ⅰ部は基本技演武、第Ⅱ部は変化技演武を主体に2組に分かれ、其々が課題技である、座技・半立・片手・両手・諸手・胸取・ 肩取・正面打ち・横面打ち等、気持ちを集中させ演武した。 人前での演武は、「緊張や欲」が出て、当然ながら中々「上手く」いかない。 その中で「上手く」いかない自分を知り、向き合い直視していくのも演武の大事なところだと思う。
■今回、五十嵐師範の演武において本番直前に「受け者」の変更があり、自分を含め予定外の指名受けた方がいたが、これも五 十嵐師範の「体験は人を育てる」という表れであり、落ち着いてしっかりと対応出来たことは今までの稽古の成果であると感た。
■演武会終了後、五十嵐先生から、今日の演武で感じた事を今後の糧や反省点として稽古に活かすようアドバイスがあった。
■今回多くの方々の素晴らしい演武を拝見し、良い刺激と充実した時間を過ごすことが出来た一日であった。
(M・K記)
  
|

H30 少年部5~6年生卒業合宿行なわれる 2018/3/17・18 |
■ひたちなか合気道少年団恒例の少年部の5~6年生卒業合宿が去る3月17日(土)・18日(日)の1泊2日でひたちなか市平磯の「民宿ほりぞえ」を宿泊地として行われた。 この合宿はひたちなか合気会傘下少年団の6年生の卒業を記念し、5年生への少年団活動の引き継ぎや、5年生から6年生へ今までの感謝を込めて、毎年この時期に25年前から続けられている。
■今年はひたちなか市の松戸道場・那珂湊道場他 東海村合気道少年団の東海道場から 6年生10名、5年生13名、指導員7名を含め30名が参加して行われた。 参加者の半数は2年生の時に入門し継続してきた頼もしい少年合気道家でもある。
■第1日目は、市内松戸体育館武道場で2~4年生の下級生40名と共に一緒に体力補強運動やゲーム・各種受身・基本技等を元気一杯行った。 その後、合宿参加者のみで、宿泊地の平磯海岸の「民宿ほりぞえ」のご馳走メニュー夕食を賑やかに摂り、4~5人の友達同士で初めてのワイワイはしゃぎながら入浴を楽しみ、その後合同ミーティングを行い、5年生からは卒業する6年生への感謝の言葉が贈られた。一方6年生からは、合気道少年団での懐かしい思い出や指導員への感謝の言葉他、今後引き継ぐ5年生への励ましの言葉等があった。
■2日目は那珂湊港近くの「那珂湊武道館」に場所を移し、基本稽古の後6年生による課題技の説明指導(6年生それぞれが指導者として技の説明やポイントを子供の視点で指導するという内容)と共に6年生それぞれの卒業個人演武が行われた。
■6年生一人一人が自ら選んだ指導員を受け者にして、今まで習得した技を基に15本余りの演武が行われた。それぞれ最初の3,4本までは緊張し堅さも見られぎこちなく思えたが、投げや抑え技を重ねるにつれて大きな声も出て力強い演武となった。 卒業生の力一杯の演武も無事に終了すると、見学の5年生や保護者の方から大きな拍手と称賛の言葉が贈られた。 指導員からは「緊張感を保ち真剣で立派な演武」に対し「よくぞここまで成長してくれた事に」満足で感激もひとしおで、6年生の成長を感じ取り感慨深いものがあった。
■また、5年生からも6年生の素晴らしい技や真剣な取り組み姿勢に、子どもながらの感動の言葉がたくさん贈られた。 そして来年は自分たちの番だと心を新たにしていた。 5.6年生はもとより参加者一同とても充実した爽やかな卒業合宿であった。 (Y.S記)
 
|
|