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快晴のなかでの合気神社大祭(2019・4・29) |
平成最後のH31年4月29日、合気神社(笠間市、旧岩間町)において、 恒例の合気神社大祭が執り行われた。 国内外から1,600名以上の合気道関係者の方々が訪れ、ひたちなか合気会か らも、会員と家族合わせ30名が参列した。
大祭は、神殿にて午前11時から始まり、4名の神官により祝詞が奏上され、 続いて雅楽が流れる中、玉串奉てん、参列者一同による神言奏上へと進んだ。 引き続き、合気道開祖・植芝盛平50年祭及び2代道主・植芝吉祥丸20年祭 が執行された。一連の神事の後に、主催者である道主の挨拶があり、その後、 植芝守央道主と植芝充央本部道場長による奉納演武が行われた。 参列者は、 間近で行われる流麗な演武に魅了され、記録に残そうとカメラのシャッター を切る人やビデオ録画をする人も多く見られた。
神殿での行事は午後12時30分に終了して、引き続き、併設の茨城道場の 中庭の緑地(合気苑)に場所を移し、お待ちかねの「直会」(懇親会)へと進んだ。 厳粛な神殿での行事とは反対に、直会は和気あいあいの雰囲気の中で行われた。 新緑とツツジが美しい中庭に、参拝者は団体毎にブルーシートを敷き、陣を構 え、合気会特製のお弁当等に舌鼓を打ち、各団体が事前準備してきたビールやドリンクを飲みながら歓談した。 今年も、日頃お世話になっている鎌倉の武田義信師範のAKIグループの皆様 との隣席となり交流させて頂いた。 歓談も盛り上がると、あちこちから笑い声が聞こえ、懐かしい再会に話を咲か せる人も多くおり、また植芝守央道主ご夫妻は、各団体を回り、記念撮影に応じられるなど、和やかな時間があっという間に流れた。 直会は午後2時にお開きとなり、一連の合気神社大祭行事を終了した。
2日後には、新天皇が即位され、「平成」から「令和」の時代に移り変ったが、合気道は「令和」の時代にもふさわしい武道であると、つくづく思う一日でした。 (H・K記)


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